鳳凰山
鳳凰山(ほうおうざん)
標高 観音岳 2840メートル 地蔵岳 2764メートル 薬師岳 2780メートル
位置 山梨県南アルプス北部
観音岳・地蔵岳・薬師岳の三峰を総称している。地蔵岳の頂上には、”二個の巨石が相抱くように突ったって”おり、極めて印象的なオベリスクで、甲府盆地からでもよく注意すると認めることができる。この巨石に初めてよじ登ったのは、1904年、ウォルター・ウェストンである。花崗岩の白い巨石は、角度によって輝くようにも見え、まわりの緑との対比が美しい。


2006年9月30日、10月1日と、鳳凰三山へ登りました。1998年以来、8年経過した2度目ですが、天気も良く、時々現れる《南アルプス連峰》に、白い砂にそびえる独特の花崗岩に新鮮な感動を味わいました。

薬師岳の美しい姿,(奥:観音岳) 12:31
夜叉神峠分岐 6:18 夜叉神峠にて 
白根3山(北・間・農鳥)を 6:26
左手に南アルプス(特に“北岳”)が現れるたびに歓声をあげる山歩きでした。
  
  シラビソとコメツガの違い? 
シラビソ は、幹に横の縞模様があります
コメツガ は、幹の皮が縦に割れています
シラビソ・コメツガ林を過ぎると、ダケカンバ林に上がるにつれて、紅葉が始まります。薄緑から黄色そして、オレンジに変わります。
シラビソ・コメツガの林を、歩きます
(杖立峠過ぎ) 8:39
南ア・北岳が右!間岳が左
(山火事跡から) 9:22
振り向けば、富士山
(山火事跡過ぎ) 9:35
鳳凰3山:南御室小屋。
上空に飛行機雲 10:49
紅葉の間から見える北岳 
(かえる岩から) 12:07

鳳凰三山の世界
鳳凰三山は、薬師岳・観音岳(最高峰:2840m)・地蔵岳。 どれも、隣の甲斐駒ケ岳と同じく、花崗岩で覆われ、そのために稜線は明るく、真っ白な砂、独特な形の岩。そこに青い空・紅葉と来ると、別世界でした。特に地蔵岳のオベリスクが、輝いて 雲海に浮かぶ様は、信仰の山といわれるのが、よく理解できます。 
別世界
(砂払岳の花崗岩が生み出す風景)12:21
すばらしい! 
思わずシャッター(砂払岳) 12:21
白い砂と、花崗岩を歩きます
(砂払岳) 12:24
日本第2の高山・北岳が、
正面に (砂払岳より) 12:29
花崗岩の美しい庭園
(右:薬師岳、左:観音岳) 12:32
花崗岩と美しい秋の色 
(砂払岳)12:33
朝陽に輝く、地蔵ケ岳オベリスクと、
八ヶ岳 5:34
朝陽に輝く、地蔵ケ岳オベリスク 
6:00
朝陽に輝く、地蔵ケ岳オベリスク 
6:01
地蔵ケ岳オベリスクと八ヶ岳
(アカヌケ沢ノ頭付近から) 6:38
地蔵ケ岳オベリスク途中から、
賽の河原を見下ろす 7:00
朝陽に輝く、北岳・南アルプス(赤抜沢の頭手前) 5:56

ドンドコ沢をくだります
   名前の通り、1600mの高低差を、5時間かけて、ドンドコ下ります。
   途中に、色々な滝が現れ、変化をつけてくれました。
地蔵ケ岳の砂地の急坂を下ります
 7:20
鳳凰小屋に到着 7:47
鳳凰小屋を出て、いよいよドンドコ沢
を下りる 7:52
ドンドコ沢を、ドンドコ下ります 
8:12

五色滝(ドンドコ沢下り) 8:3
薬師岳方面の、秋の色 (ドンドコ沢) 
8:18

南精進の滝をバックに、記念撮影 10:38
青木鉱泉までもう少し。
ススキが、出迎え 12:29
青木鉱泉に、到着! 12:42

花シリーズ
秋だから枯れて、色づいたのも、味があります。
     タカネビランジ ・・・枯れたのをみた翌日、奇跡的に咲いている花を見つけました。
     ホウオウシャジン ・・・ここにしか見ることが出来ません。会えて、ラッキー。
アザミ (夜叉神峠にて) 6:36 ハリブキ(葉にトゲが) 9:06
ホタルブクロ (山火事跡過ぎ) 9:30 タカネビランジ 花あと 12:26
ウラシマツツジ (薬師岳山頂) 13:40 タイツリオウギ の実 6:11
奇跡的に、タカネビランジの花が 6:26 ヤマハハコ 6:28
ホウオウシャジン(●特産種) 6:37
ヤナギラン (鳳凰小屋前) 7:49

宿泊した《薬師岳小屋》
黄・赤に色づいた木々の間にすっぽりと納まった小屋でした。 
南アルプスの夕焼けがきれいでした。
夕焼けの南アルプス (右端:北岳) 17:53
薬師岳小屋に到着 12:40 薬師岳小屋の前で、歓談 16:30
薬師岳小屋の前も、秋色 16:55 薬師岳小屋 17:38

1998年7月25日・26日
鳳凰3山(ほうおうさんざん)
地蔵岳・観音岳・薬師岳のこと。山梨・韮崎から、夜叉神峠を経て、ハイキング気分
木々の間を分け入ったり、オベリスクの岩に会ったり、滝を見たり・・・と、
山歩きが
大好きになる、きっかけの山でした。
観音岳にて
鳳凰山:地蔵岳にて 夜叉神峠にて