木曽駒ケ岳 標高2956m

木曽谷を南北に貫く「日本最大の花崗岩山脈」が、中央アルプス木曽駒ヶ岳です。木曽谷・伊那谷の重要な水源となり、また、千畳敷では氷河の爪痕を残すなど、大山脈の例に違わず自然の穏やかさと厳しさが共存しています。
 今や伊那谷からのロープウェイで高山の空気を簡単に味わうことが可能となりましたが、木曽側登山道は自然のままの風景や、アルペンの征服感を維持しています。木曽八景のひとつに数えられている木曽駒の夕照は、木曽谷の各所から楽しむことができます。

 木曽駒ヶ岳に最初に登ったのは誰なのか、記録としては残っていませんが、1180年には木曽義仲が空木岳の北側鞍部を越え、また1338年頃には山岳信仰の大神を祀ったといわれており、その頃から上松ルートは木曽駒ヶ岳の登山道として知られてきました。
 中央アルプス近代登山の幕を開いたのは、1891年に上松ルートを辿って伊那谷へ下ったウォルター・ウェストン(上高地をはじめ、各地の登山道を開拓・紹介した登山家です)。それまで信仰の対象だった駒ヶ岳登山が、以後、一般に広く知られるようになりました。
山頂から木曽御岳山を8:27
山頂から宝剣岳、空木岳方面を8:38
下山途中 中岳から山頂を見上げる9:03
千畳敷カール11:19
駒ケ岳SAから見た木曽駒ケ岳左奥に空木岳(H16年12月6日撮影旅行写真より)
山頂にて8:46 ミヤマダイコンソウ10:32
コイワカガミとアオノツガザクラ
11:08
キバナノコマノツメ10:30
ヨツバシオガマ

2004年7月11日
 深川スポーツセンターの仲間と木曽駒ケ岳に登ってきました。
木曽駒ケ岳・・2956mで、中央アルプス最高峰・・
といっても、2650mまで世界
第2位の高度を誇るロープウエイ・・なのですが。
 丁度、梅雨最後の雨。集中豪雨も覚悟して臨みましたが、
なんと、登りはじめてすぐ、雲が切れ始め、山頂では快晴。
下山するとすぐ雲が多くなり・・・また、“晴れ男神話”が増えました。
 山頂では、どっしりした木曽御岳山がすぐ横。前週登った甲斐駒ケ岳など
南アルプス、また乗鞍岳方面、隣の空木岳(うつぎ)が、くっきりでした。
 また、高山植物も多く、写真に撮っただけで、16種類ありまし

●周辺おすすめ情報
 太々神楽
国の選択無形文化財に指定されており、毎年5月3日に登山道の1合目になっている駒ヶ岳神社里宮に奉納される。
中央アルプス県立自然公園