紀伊山地を南北に連なる台高山脈の南端に位置する台高山脈の最高峰。西から南へ扇形に広がる準平原。日本でも最多雨地帯であるため、亜高山帯の針葉樹林や高山植物、湿原植物が多い。東大台は明るい立ち枯れの木立と再生林で構成され、原生林に覆われた西大台には大台特有のものを含めて、ハチハイゴケ、イワダレゴケなど350種類以上の苔が見られる。山頂にはコンクリート製の展望台があり、その北側に小さなケルンと三角点がある。視界を遮るもののない360度の眺望は豪快。富士山を眺められることもある。
大台ケ原:日出ヶ岳展望台から見た、北方面
2003年4月27日 大台ケ原に、5月連休を利用して登りました。 日本でも最も有名な多雨地帯と聞いていましたので、雨を覚悟して 行きましたが、快晴!“晴れ男”の実力でした。 頂上直下の正木峠では、【台風による樹木が倒木→芝が生える→鹿が異常 繁殖→芝や樹木が芽のうちに食べられ→木が成長しない】という 自然と動物のバランスを、考えさせられました。 快晴で楽しい大台ケ原でした。