標高3033m
南アルプス赤石山脈の北部に位置する。おだやかな山容と、クルマユリやシナノキンバイ、センジョウスゲなどの豊かな高山植物が特徴。その気品ある姿から「南アルプスの女王」とも呼ばれている。また小仙丈岳は仙丈岳のすばらしい展望台で、特にモルゲンロートに染まる光景が見事。山頂付近には氷河期の名残である3つのカールが見られる。山頂からは、伊那谷をへだてて中央アルプスの山並みが長々と横たわる姿が見える。また3000mの高さにも花が咲いている。
2010年7月31日 南アルプスの仙丈ケ岳へ。
途中まで青空! 山頂では雲が出て、残念ながら富士山が見えませんでしたが、高山植物一杯でした。
バス時間に間に合った!
仙流荘前・バス停にて 13:35
これが・・大平山荘  15:37
大平山荘前から、鋸岳を遠望 15:39 明日の重幸新道・登山口は、こちら 
(大平山荘前にて) 15:44
重幸新道を、いざ出発 5:20 ジグザグの急坂を登っていく 6:33
急坂を登っていく。
樹木の間から、鋸岳方面の山が見える 6:34
右下に沢音を聞きながら、
シラビソ林を登っていく 6:53
この先崩壊につき、左上に
大きく迂回する 7:00
おぉ! 
やっと、沢出合い(木橋)に到着 7:12
沢に沿った道を、登っていく。 道縁には、高山植物
(これは、タカネグンナイフウロ) 7:25
沢に沿った道も、
だんだん急坂になる 7:38
沢の岩場で一休み。沢で涼む 7:40 帯状に広がった、きれいな小滝 7:49
真っ青な空を見ながら、
沢に沿って登っていく 7:49
沢に沿った登山道を、馬の背へ向かう。
 もう一息 8:31
馬の背・沢分岐 8:36 おぉ〜 『馬の背ヒュッテ』だぁ 8:50
馬の背ヒュッテから、
小仙丈ケ岳を遠望す 8:54
『馬の背ヒュッテ』の上方には、鹿防護ネットが
高山植物を守る 9:09
ダケカンバの間から、
小仙丈ケ岳方面を見上げる 9:12
1あれが、丹渓新道・
仙丈小屋方面分岐 9:19
馬の背尾根を進む。 
向こうに・・藪沢カールと山頂が見えた! 9:24
おぉ〜、藪沢カールと仙丈ケ岳・
山頂が現れた!9:32
尾根道、真正面から、藪沢カールと仙丈ケ岳・
山頂を見上げる 9:39
尾根道から、歩いてきた方向を
振り返る。 雲 9:39
“馬の背”を越え、尾根道を進みながら、仙丈ケ岳を仰ぐ 9:40.jpg
いよいよ藪沢カールの
登りにとりつく・・ 9:42
藪沢カールを登る。
登ってきた道を振り返る 9:53
やっと・・・到〜着。 仙丈小屋。 
雲が湧いてきた 10:03
仙丈小屋。 
藪沢カールの先に、仙丈ケ岳・山頂 10:12
藪沢カールから、仙丈ケ岳・山頂を目指す。
 尾根分岐 10:53
藪沢カールから、尾根分岐に登りきり、
仙丈小屋を見下ろす 10:55
山頂へ向かって、尾根道を登っていく 11:02 こちらも、仙丈ケ岳・山頂の碑 11:12
小仙丈ケ岳へ向かう
尾根道を眺める 11:25
仙丈ケ岳・山頂から、藪沢カールの下方・
仙丈小屋を見下ろす 11:28
仙丈ケ岳・山頂から、仙丈小屋に向かって
尾根道を下山する 11:28
下山中、尾根道から、
仙丈小屋がくっきり 11:34
山頂から仙丈小屋へ、藪沢カールを下りながら、振り返って、山頂を仰ぎ見る。 11:36
尾根道から藪沢カールへの下山中、
仙丈小屋がくっきり 11:41
下山後、仙丈小屋から山頂を
見上げる。また好天に 12:03
藪沢カールの底部、仙丈小屋から、山頂を見上げる。 12:03
藪沢カールから馬の背へ下る人々
12:15
藪沢カールから馬の背へ下る。
尾根道にダケカンバ 12:24
藪沢小屋方面へ向かう。
ダケカンバの下方には、沢 13:05
馬の背分岐から大滝頭へ向かう。
これが、藪沢小屋 13:12
雪渓がゴロゴロ。
大きな滝だ 13:17
雪渓のあるガレ場に通りかかる、
トレッキング部一行 13:19
大滝頭に向かって、山腹を進む 13:24 大滝頭に到着。
北沢峠に向かって下山 13:40

沢に沿って歩きながら・・・尾根道を登りながら・・・45種類の高山植物に会えました!
やはり、藪沢カールのお花が圧巻! クロユリも、シナノキンバイも。

《高山の花 タカネビランジ》・・
南アルプスに咲く
(大平山荘前にて)15:42
《山の花 タマガワホトトギス》 
(大平山荘前にて) 15:40
《山の花 ヤマオダマキ》 
(大平山荘前にて) 15:42
《高山の花 カイタカラコウ》
(沢との出合い手前) 7:09
《山の花 キツリフネ》 
(大平山荘前にて) 15:43
《高山の花 シナノオトギリ》 
(大平山荘前にて) 15:44
《高山の花 ミヤマカラマツ》
(沢との出合い、手前) 7:12
《高山の花 ミソガワソウ》
(沢に沿った道縁) 7:21
《高山の花 ミヤマセンキュウ》
(沢に沿った道縁) 7:21
《高山の花 タカネグンナイフウロ》 (沢に沿った道縁) 7:22 《高山の花 クルマユリ》
(沢に沿った道縁) 7:33
《高山の花 ミヤマキンポウゲ》
(沢に沿った道縁) 7:35
《高山の花 ミヤマシシウド》
(沢に沿った道縁) 7:40
《高山の花 シロバナノヘビイチゴ》 (沢に沿った道縁) 7:41 《高山の花 ミヤマミミナグサ》 (沢に沿った登山道縁) 7:56
《高山の花 ベニバナイチヤクソウ》 (沢に沿った登山道縁) 7:58 《高山の花 キバナノコマノツメ》 (沢沿い) 8:01 《高山の花 クロクモソウ》 
(沢沿い) 8:04
《高山の花 モミジカラマツ》 
(沢に沿った登山道縁) 8:08
《高山の花 ヤマガラシ》 
(沢沿い) 8:11
《高山の花 ミヤマオトコヨモギ》 
(沢に沿った登山道縁) 8:29
《高山の花 アオノツガザクラ》
(もうすぐ馬の背・沢分岐。
沢に沿った登山道縁) 8:31
《高山の花 ヨツバシオガマ》 
(もうすぐ馬の背・沢分岐。 
沢に沿った登山道縁) 8:33
《高山の花 コバノコゴメグサ
(ヒメコゴメグサ)》 (沢から、
馬の背に向かう道縁) 8:36
《高山の花 ハクサンフウロ》
(沢から、馬の背に向かう道縁) 
8:36
《高山の花 ウサギギク》 
(沢から、馬の背に向かう道縁)
 8:37
《高山の花 マルバダケブキ》
(沢から、馬の背に向かう道縁) 
8:38
《高山の花 シナノキンバイ》 
(馬の背に向かう道縁) 8:47
《高山の花 ミツバオウレン》 
馬の背尾根にて 9:23
《高山の花 ツマトリソウ》 
(馬の背尾根にて) 9:28
《樹の花 タカネナナカマド》 
(馬の背尾根にて) 9:29
《高山の花 チシマギキョウ》 
(藪沢カールの登り口にて)9:42
《高山の花 ミネウスユキソウ》 
日本のエーデルワイズ  
(藪沢カールの登り口にて) 9:43
《高山の花 ミヤマゼンコ》 
(藪沢カールを登る) 9:46
《高山の花 ミヤマクロユリ》 
おぉ〜、クロユリ発見!
(藪沢カールを登る) 9:48
《樹の花 ウラジロナナカマド》 
小葉の上半分にだけ鋸歯がある 
(藪沢カールを登る) 9:50
《高山の花 シナノキンバイ》 
豪華な金色!(藪沢カールを登る)
9:52
《高山の花 コイワカガミ》 
きれいなピンク!
(藪沢カールを登る) 9:54
《高山の花 ハクサンシャクナゲ》
 (藪沢カールを登る) 9:58
《高山の花 ハクサンイチゲ》 
上品で、日本固有 
(藪沢カールを登る) 10:00
《高山の花 ミヤマダイコンソウ》 (山頂への尾根道にて) 11:01 《高山の花 イワベンケイ》
受粉した雌株 
(山頂への尾根道にて) 11:07


2004年10月16日
 南アルプス 仙丈岳(せんじょうだけ)に登ってきました。仙丈岳は、6月に行った甲斐駒ケ岳と向かい合っていますが、甲斐駒ケ岳は、白い岩(花崗岩)を持った、毅然とした三角錘の山であるに対し、仙丈岳は、3つのカール(氷河期の遺跡である)地形をもった、雄大な山であります。

 台風を心配していましたが、台風が遅れましたので、快晴。 バンザーイ!
紅葉は、今ひとつ。
まだもう少しあとの方が良さそうです。
大平山荘から仙丈岳へ・・紅葉a
大平山荘から仙丈岳へ・・標識a 仙丈岳:藪沢に沿って登る 6:51ama
来た道を見下ろすと、鋸岳・八ヶ岳が 8:26 藪沢カールと山頂が、くっきり! 8:34
藪沢カールから仙丈岳への道 9:05 仙丈小屋(村営・10月末まで)遠くは、
北アルプス 9:05
やった! 仙丈岳山頂! 10:02 日本1富士山・2位北岳・3位松尾・・ 10:08
快晴!
360°青空。
山頂からは、富士山をバックに、 南アルプスの高山が、ずらり。
日本第2位の高山・北岳をはじめ、鳳凰3山・・間ノ岳(あいのだけ)・・・
北には、槍ケ岳をはじめ、北アルプスの山々が、ずらり。
向かいには、甲斐駒ケ岳。その向こうには、八ヶ岳。
仙丈小屋前にて9:21 山頂付近から向かいの甲斐駒ケ岳を
 9:34
紅葉の甲斐駒ケ岳 11:34 甲斐駒ケ岳をバックに 11:37
富士山と、北岳 11:33 大平山荘での夕食